By The Day


Tokyo Collection 2006-2007 Autumn Winter

3月17日に幕を上げた東京コレクション2006-07秋冬が4月上旬に無事に終了した。官民一体型のコレクションにそのスタイルを変えてから2期目になるわけであるが成功した、という見方とまだまだ、という見方の両方が依然として拮抗したまま存在する。

個人的にはまだまだ軌道に乗ったとは言いがたいように思う。というのもJapan Fashion Weekはコレクションの期間を短くし、海外のショップ・バイヤーなどの目により多く止まること、神宮外苑前に設けられたモニターや巨大ドームに象徴されるように一般のお客にコレクションをより身近なものに感じてもらうこと、を主眼として始めた。しかしファッションウィークには出ずに独自路線で展開していくN.HOOLYWOODのようなブランドもあり統一感が無い。それも”東コレらしさ”なのかもしれないがそれゆえに本旨から外れてしまうというジレンマを抱えているように思う。

個人的には自由に服を見せる、というスタンスはすばらしくよいと思うしそれこそが”服”を見せることの原点であると思うのであるが折角各ブランドの展示会場が都内に集中しているのであるのだから衛星的に情報を飛ばして神宮前で全ブランドのコレクションを中継したり(民間を引き付ける)、世界にネットを通じてliveで情報発信したり(海外のバイヤーなどにアピール)してもよいと思う。今後の改善の余地という点で自分も非常に興味深いし、個人的に2度も行き損ねたので次回は必ずや見に行けたらと思う。

さて、各ブランドにスポットライトを当てたとき、今回のコレクションは総じて”animal like”な印象がある。動物のパターン、毛などをモチーフに、現代風の可愛さの中に落とし込む、WWD vol.1360の言葉を借りるならば『キモカワ』(気持ち悪いけれど可愛い)ということになるのかもしれない。

中でも注目はやはり(どこもかなり注目しているが)東コレに1年半(3シーズン)ぶりのカムバックを果たした宇津木えり率いる『mercibeaucoup,』であるように思う。アニマルパターンを大胆に使った・・・というよりは前面に押し出したデザインは絶句。それでいて確かに”かわいい”ところがなんとも心憎い。2005年春夏を境にフラボアを辞めた同氏が、今回は現代の曖昧さを正すように、背筋をまっすぐ伸ばした服作りをした、というのが自分のような素人が観ても伝わってくるのが不思議である。今年で40歳の誕生日を迎える同氏であるがこういう齢の重ね方が出来たら人生は楽しいのだろうなとも思った。

来期は絶対に見にいこっと。

参考までに今回の写真の一部(個人的なお気に入りショット)
・mercibeaucoup
・G.V.G.V

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by yu-yama0520 | 2006-05-01 17:58 | fashion

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